ちょうど1年前の今日、画期的な国際条約「核兵器禁止条約」に
50か国の批准がなされたので「発効」されました。私達のグループ
も発効を記念して秦野駅でスタンデイングをして発効を祝いましたが、
当の世界で唯一の被爆国である日本政府は、この条約参加には
背を向けたままで、米国の「核のかさ」の元にいるという間接的に
核兵器を容認する立場をくずさないまま、のうのうとしている状態です。
5大核保有国が参加してなければこの条約の意味はないので、日本は
核保有国と非保有国との間の「橋渡し役」として努力するとしていますが、
実態は、「核保有国」でアメリカの顔色しかみていないので、堂々と
核兵器禁止条約に参加し署名・批准すると言える政治家がいないと
いうことなんですね。
本日、核禁条約1年を記念して日本の核兵器禁止条約への取り組みを、
5つの項目から「勝手に採点~日本の核政策にイノベーションは
起こせるか~」とういうネット討論会が14:00~16:00でZOOM開催
され、合計点数は100点満点に対し38点という評価になりました。
私は結果が出ない限り0点なんですが、パネリストとなった広島・長崎の
若者はよく勉強していて、その勉強に基づい客観的に採点しているようでした。
私がこの世にいる間に100点と評価できるように政治家に頑張って
もらいたいと思っています。でないと「風化」するばっかりですから・・・
☆動画 核兵器禁止条約発効1周年、勝手に採点~日本の核政策
イノベーショションは起こせるか~ 2:25:14
スタートから16:00まで五つにテーマの説明、16:00~1:25:00
までは採点と採点の根拠の意見、1:25:00からは核廃絶への道筋
という講演という構成です。採点者になった原爆など経験したことが
ない若い3人の女性が良く勉強していて、自分の意見を堂々と発言して
いるのが良かったです。