


本日は天気も回復したので、いつものウオーキングコース途中にある
はだの歴史博物館に寄って、2月1日から4月14日まで開催されている
企画展「戦争と人びとの生活」~戦いは戦地だけではない~を覗いて
きました。こじんまりとしてはいますけど当時のはだののひと人びとの
「銃後」暮らし模様が分かりやすくコンパクトに展示されていました。
私は、戦争の時代は赤ん坊でしたから、実際の記憶はありませんが
話に聞く当時の生活の「名残り」の数々が展示と説明されていて、
竹製の「兜」とか、鉄の代用品とか、軍事郵便とか、戦死した遺族にる
配布された生活のあり方とか初めて見る物も沢山展示されていました。
展示は「恐慌と経済更生運動」「満州事変」「孤立化する日本」
「おわりに」というテーマ別に関連する物や写真・本などが
コンパクトにまとめて展示されています。
紹介パンフレットの最後は「多くの犠牲を払った過去の教訓に
今こそ学ぶべきじゃないでしょうか」で結ばれています。
その通りですね。タモリさんがいみじくも指摘したように、
戦争やりたい亡霊たちが、過去の多くの犠牲を顧みず「戦争
準備」を進めています。私はアンケートの自由欄に、「憲法九条を
権力者たちに護らせることの重要さを展示をみて改めて思いました」
と記入してきました。そうなんですよね。憲法は私たちが守るものでは
なくて、私達が権力を持つものたちに「護らせる」ものなんですよね。