夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

まやかし言葉「軽減税率」

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政府、官僚、メデイアが、またまたつるんで「軽減税率」と云うまやかし言葉を使って国民をペテンに
かけようとしてます。

このことについて作家の室井佑月さんが週刊朝日の名物コラムで吠えていることに、ワタシも全く同意
しますのでそのまま引用させてもらいました。

  ☆どこが軽減!?  選挙目当てでしょ         室井佑月

   「軽減税率」という言葉が、何かありがたいことかのように報じられています。「加工食品も
    対象にと安倍さんが鶴の一声で決めてくれた」とか、「公明党が国民の負担軽減のために
    戦ってくれている」とか・・・
 
    だから何なの、という感じ。実際は、食品などの一部の消費税率を8%に据え置いて、
    他は10%に上げる。全然「軽減」なんかじゃない。選挙目当てのパフォーマンス
    そのものです。

    社会保障の財源というとすぐに消費税増税の話がでてくるけれど、なんで軍事費にメスを
    いれないのか。法人税を下げるのもおかしいでしょう。こんなゴマカシにだまされないで、
    みんなもっと怒るべきですよ。

まったく、室井さんのいう通りですよ。この場合は「据え置き税率」とメデイアも政府も言わなきゃ
ウソでしょって! 

軽減税率と言いたいなら現状8%を5%とか3%に下げるのがスジってもんですよ。

だいたい鼻血もでないほどムダを削減したり公務員人件費を20%削減し、国会議員定数も削減してから
消費税を増税するとか、増税した分は全額社会保障に使うといった増税の前提条件はどこまで守ったのよ。
全然、進んでないじゃないの!      ッタクふざけんな!ってことですよ。

まず身をきることは「言うだけサギ」で頬っかぶりしといて据え置き税率を適用した場合の財源が
ないから「たばこ税」でも上げるかってアタシャたばこはやらないけど、余りの安易な考えに
アッタマに血が上りますよ。

「敗戦」を「終戦」と言い換えて天皇の戦争責任をあいまいしにし、「撤退」を「転進」と言い換えて
負けているのを隠し、関東軍が国民をほったらかして真っ先に逃げてしまったため中国に泣く泣く子供を
置き去りや中国人に養育を頼まざるを得ない状況に追い込んだのに「中国残留孤児」と言い換えて、
あたかもみずから「残留」を望んだかのようにごまかす言葉に言い換えて国民をペテンにかけるのは、
政府や官僚が国民を騙す常套手段です。いいかげんにしてよね。

メデイアがそういう言葉を問題にもせず平気で使ってるのが、大本営発表を垂れ流して国民をあおりまくり
戦地に追いやり、多くの戦死者を出した時のメデイアの体質から、現在のメデイアもなにも進歩してません。
まずメデイアの報道にはだまされないように「疑問」を持って接しなくてはなりません。

あまけに、政府の消費税増税の手先となって応援してやるから新聞は「据え置いてね」と、ウラでちゃっかり
据え置きの密約を策謀してる新聞協会。

日本のメデイアは北のかの国よりひどいんじゃないの・・・

    ☆画像     我が家から見た「大山」

            空が清んでたので丹沢山系東端の「大山}(正面奥の一段と高い山)」を
            撮ってみました。