夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

講談新宿亭

本日から3日連続で定期検診のため病院通い・・・

初日の今日はカントリーリスナー仲間である新宿にある糖尿病専門クリニックで糖尿病の全体管理と
生活指導、明日は命の恩人日赤秦野の神経内科で半期に1回確認してる頭部MRI検査のあとT医師
の定期検診、明後日は新宿の東京女子医大で眼底出血状態の3ケ月毎の経過観察なんでありますよ。

といっても、自覚症状があるワケでもなく、体調はすこぶる快調なのでデータで状況を診るだけだから
喧騒好きのワタシには「都会の変化と喧騒」が楽しめる気楽な検査なんですね。

特に本日のクリニックでの検診日は、隔月に日本講談協会が新宿の「永谷ホール」で定期開催してる
「講談新宿亭」の開催日に合わせて検診日を決めてますので、講談「昼席」を午後から楽しめるんです。

昨日はまるで初夏を思わせる暖かさだったんですが、取って代わって本日は雪でもふりそうな冷え込み。

収容100人あまりの小さな寄席「永谷ホール」はほぼ8割の入りでした。
客層の90%はワタシと同年代かそれ以上の男性、昼席は歴史、講談好きな女性のお客さんが
少なからず来てるんですが、本日はどういうワケか3~4人でした。

でもって本日の本公演の出演は講談師ばかり7人(男性 2名、女流5名)、他に本公演前に
前座の二人が15分ずつ口演します。

楽屋には「ネタ帳」が置いてあって、出演者はそれを見て他の出演者と「ネタ」がかぶらないように
出し物を調整してるそうです。

その結果、本日の出し物も変化に富んでいて楽しめる内容でした。(出演順)

      松之丞(まだ30代の売れっ子)   町奴 阪隋院長兵衛のエピソード
      蘭(美人女流講談師)        大相撲 第6代横綱  大乃松の入門時のエピソード
      京子(とにかく明るい女流)     赤穂義士伝  南部坂雪の別れ
      紫 (家内の姉の古くからの友人、前講談協会会長)富士山への女性登頂の歴史
      松鯉(私と同年)          太田道潅のエピソード
      阿久鯉(若い時から話のうまさに定評)元禄の絵師「英 一兆」のエピソード
      陽子(この方もとても美人)     吉宗のご落胤を名のった「天一坊」の生い立ち