第４０代２０１０～２０１５）ホセ・ムヒカさんについての知識は持っておりませんでしたが、
たまたま先日「緑のはだの」メンバーが行った春の遠足に参加した女性ンバーのＵさんが
遠足の感想をメールでシェアーした中でムヒカさんは世界的に有名な方で、来日してどんな
発言を私達日本国民にしてくれ、それをメデイアがちゃんと伝えてくれるかを非常に興味を
持っていると書いてありました。
そして今朝の東京新聞朝刊は１面トップ記事と７面で日本初来日時の発言要旨をかなりの
スペースを割いて報じてくれてました。（東京新聞、グッジョブ！）
６日に報道陣の前に姿をみせたムヒカさんは青いシャツにデニム、こげ茶色のブルゾン姿、大統領
任期中も含め首尾一貫したノーネクタイ姿でした。公邸には住まず、報酬の９割を慈善団体への
寄付を続け自身は月１０００ドル強での生活を送り、退任した現在も首都（モンテビデオ）郊外の自宅で
畑を耕しながら上院議員の奥さんと二人で暮していることから「世界で一番貧しい大統領」と
尊敬の念をこめて呼ばれてるんですね。 愛称はエル・ペペ
友人からもらったという愛車の１９８７年製フォルクスワーゲン・タイプ１（現在価値は日本円で３０万円強）
をアラブの富豪から約１億１６００万円で買い取る事を打診された際、「友人たちから貰ったものだから、
売れば友人たちを傷つけることになる」と拒否したエピソードを持ってます。
取材に応じた時の発言だけをピックアップしてみました。
ー日本政府が集団的自衛権行使を可能にした安全保障関連法を制定したことについて
「日本が先走って大きな過ちを犯していると思う」
ーメデイア取材に先立つ記者会見で
「いまだに人類は先史時代に生きている。戦争を放棄するときが来たら、初めてそこから
脱却できる」
「私たちには戦争を終わらせる義務がある。それは世界の若者が完成させなければならない。
大義であり、可能なことだ」
ー世界で使われている膨大な軍事費について
「軍備の拡張は世界的に大きな問題であり、経済的に見ても非常に深刻なことだ」
「私たちは平和に導くような解決策を模索しなければならない」
ー被爆地、広島を訪れることを自ら決めたことについて
「広島には世界で起きた最も大きな悲劇の記録がある。人間がいかに残虐なことを出来るのかが
見えて来ると思う。日本に来て広島を訪れないのは日本のみなさんに対して敬意に欠ける
のではないか」
ホセ・ムヒカさん、男が惚れました。
わたしが支持する世界９７ケ国で組織されてる「緑の党」政治理念を具現化したような人で
ありその理想を共有する「緑のはだの」のメンバーや、日本政府、メデイア、日本国民に
力強いメッセージを日本で発言してくれることを期待してます。
「～日本人は本当に幸せですか～」が、なんとなんと、右向け右の政府お抱えメデイア
産経新聞系列のフジテレビ（８ｃｈ）が、明日８日の１９：００～２０：５４で、ムヒカ来日
緊急特番を放映するそうです。ヘンに編集されなければいいんですが・・・
どちらにしても、まずは必見ですよ。
☆動画 在任中の２０１２年にブラジルで開催された「国連持続可能開発会議（リオ＋２０）
において世界の首脳を前にして行った「世界一貧しい大統領」の「世界一素晴らしい
スピーチ」
この場で発言された世界に残る名言中の名言
「貧乏とは少ししか持っていないことではなく、無限に多くを必要とし、もっともっとと
欲しがることです」 まさにお釈迦様の説く「小欲知足」の思想ですね。
＊昨６日 米カントリー界のレジェンドで数々のＮＯ１ヒットを持つ巨星「マール・ハガード」さんが
奇しくも７９歳を迎えた彼の誕生日に肺炎で旅立ち、世界のカントリーフアンに大ショックを与えています
が、このことについては、明日の記事で書いてみるつもりです。
