夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

熊本地震と静岡県御前崎

昨日午後21時26分頃熊本県益城町(ましきまち)を活火山が多い九州でも始めてで
1995年以降の日本国内でも阪神淡路、中越、東日本に続く4例目と云う震度7マグニチュード6.5の
地震が襲い大きな被害を受けました。

被害を受けた方にはお見舞いするしかありませんが、正直なところ薩摩川内市の「川内原発佐賀県
玄海原発の被害はなかったのか?がまずアタマに浮かびました。

九州電力はいずれの原発の原子炉に以上はなかったといちはやく発表しましたが、なにせ隠蔽体質の
電力会社のこと、全面的には信用できません。

川内原発は再稼働の条件として「免震棟の建設」を条件として原子力規制委員会の審査を通ったのに
認可がおりた途端に「免震棟」の建設をウヤムヤにしたまま再稼働してるんですぜ。

そんな会社の発表をそのまま信用できますかって。もっともなにかあった方がもっと困るから
とりあえずは発表を信用したい気持ちが先にたちますけど。

大型精密機械と云われる原発配管があれだけの地震にあって、異常がないはずはないと考えるのが
普通ですよ。

そして、思い出したのが秦野市からは約130kmと一番近くにある中部電力浜岡原発の事故・・・

熊本地震のちょっと前の11日に中部電力は休止中の浜岡原発3号機で二つのトラブルが
あったことを発表てんたんですよ

ひとつは空調装置のフィルターの破片が、非常用炉心冷却ポンプの水源となる圧力抑制室に
混入した事故。3号機は停止中でなので外部への影響はないと言ってますが、原因が解らないので
他の機器への影響がないかを調べてるそうです。

もうひとつは、外部からの電力供給が停止した場合に原子炉冷却に必要な電力を送る
非常用ディーゼル発電機の1台から潤滑油が約0.15リットルが床に漏れていたというトラブル

中電は安全上の影響はないといい、潤滑油漏れの原因を調べてるそうです。 ホントカナ?

原発は動いtなくても使用済み核燃料や原子炉内には「核燃料」があるはずなので、
近い内にかなりの確率であると地震学者が云う「東南海トラフ地震」が浜岡原発
直撃したら、どうなっちゃんだろう。活断層の真上に作られるそうですからね。

安全神話にだまされてたことが、ほんとに悔やまれます。この世に原発ほど始末の悪いもんは
ないでしょうね。

浜岡原発でなにかあれば、秦野市にも西風の乗って飛来する放射能で汚染されるのはマチガイ
ないのに、、市民の皆さんも原発事故はまるで「他人事」で関心を持ってる方はほんの豆粒位の
人数しかいないでしょう。

考え出したらキリがないので「杞憂」に終わることを、キリストさん、お釈迦さまにお祈りしてますよ。