夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

Nさん、沖縄で詠む

沖縄県民の民意を無視して安倍政府はアメリカの云うままに辺野古
新基地のためのジュゴンが棲むという美しい海の埋め立て工事に
着手しました。

着手段階として、大きなコンクリートブロック228個を汚濁防止膜の
おもりにするために海底に設置する工事です。

私は、インフルエンザで寝込んでいた家内の体調もだいぶ回復したので
何日かぶりに「沖縄応援署名」の協力依頼を、大根(おおね)の
スーパー、グルメシテイ(旧ダイエー東海大学前店)の北側歩道で
「独り立ち」をして6筆の署名をもらってきました。

2月3日~6日まで9条の会の女性スタッフであり、歌人でもあるNさん
が沖縄で開催された普天間辺野古現地視察と「時代の危機に立ち
あがる短歌」というシンポジウムに参加した報告メールがありました。

このメールにNさんが沖縄現地で感じたことを詠んだ11首の短歌が
添付されてました。なかで私のお気に入り5首を紹介します。

  *埋め立てを再開される辺野古基地 沖縄にいてなにもなしえぬ

  *歯の立たぬ辺野古の現実みせられて 濡れるほかなし刺し草の白

  *にゅるにゅると望まぬ未来が押し出され 真っ赤に塗られる辺野古

  *百機ものオスプレイわんわん飛ばさしめ 耐えよというか向後百年

  *ああ誰かこの悔しさを伝えてよ 埋められていく海・空・未来