の会・神奈川」が主催して行われた「横浜の副読本
70年~なぜこんなことになったんだ!?~」の講演に
参加してきました。
会場の定員は100名のため事前申し込み制だったの
ですが、私が申し込んだ時「アナタが最後ですが
立ち見になってしまうんですが、どうしますか?」
という状況でしたので、折り畳みイスを持参して
壁際の通路で聴いてたんですが、さすがにお尻が
いたくなりました。
最初は元中学教員の後藤さんが、横浜市中学校
於ける朝鮮人の虐殺を、2012版からいままで書か
かれていた内容を政治家(市議が市教委に)の
異議を受け入れ「流言、虐殺の記述を抹消」して
しまったんだそうです。
子どもが、痛ましい歴史も学ぶことで、多面的・多角的
に考えることが出来るようにするため、市教委に
元に戻すように働きかけてることについて,約30分の現状報告がありました。
まっ、忌まわしい歴史をなかったことにしたい歴史
修正主義者が、横浜市でも暗躍してるということです。
続いて約1時間斎藤美奈子さんの講演・・・
私、東京新聞27面に記載されてる「本音のコラム」
の斎藤美奈子さんの記事の大フアンなんです。
文芸評論家として出版界に身を置く斎藤さんですから
戦後の時々のベストセラーを多く取り入れながら、
歴史修正主義がはびこるようになった世相を鋭く
分析して説明してくれました。
右派言論の台頭と、左派言論の退潮の理由をこう
述べてました。
*右派言論が台頭した理由
・70~80年代の外交政策への不満
・反体制(タブー破り)の高揚感
・わかりやすい国内外への仮想敵
中高生をターゲットにしたメデイア戦略
*リベラル系言論が退潮した理由
・戦争の記憶に頼った平和教育
・パターン化した「右傾化」批判
(右傾化、戦前回帰、愛国,皇国、タカ派)
・理想主義ゆえのセクショナリズム
「戦前回帰」という理屈はもう効かない。
守りの闘いに慣れていない
斎藤美奈子さんの「本音のコラム」の記事をベース
に編集された秀逸な動画が何本もUPされてます
のでご覧ください。この動画誰が作ってるんでしょうか。
とても、よく編集されてると思います。
☆動画 腐ったイモの二枚舌 10]06
斎藤美奈子の本音のコラム H29.3.22
☆動画 負託の重みも知らぬガキに命を
弄ばれる国 4:12
☆動画 狂ってきた風景 4:44
☆動画 心の芯が腐ったガキが面白がって壊す
*少し長めですがおススメです。この現実から
目をそらさないで下さい。この加害者仲間に
自衛隊がなることのおぞましさ 17:52