夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

東京都版「共謀罪」条例か?

本日の東京新社会部の名物企画記事「こちら特報部
が、「東京都迷惑防止条例改正案」の危うさの記事を
掲載してます。

改正案は19日にk警察・消防委員会でわずか1時間
ばかり審議され、22日には委員会採決し、29日には本会議で採決して、7月にも施行されてしまう予定。

この条例改正には、大勢の.東京都民が警察当局の
恣意的運用により「街頭での運動が制限され
かねない」として猛反発しています。

東京都でこの条例が施行されれば、地方都市への
波及も必至が予想されます。.

改正に名を借りた「改悪」が憲法をはじめ、はびこり
だした、イヤな社会への道に市民が気がつかない
ように法律や条例が変えられようとしています。

迷惑防止に名を借りた「監視社会」を作り出し
都民・市民をお上に逆らえないようにする「委縮効果」
を狙ってるように見えます。

の議員が多いので、心配です。

今回の改正で最大の問題点は「名誉を害する事項
を告げること」の規制です。

改正案に反対する意見書を都議会の各会派に
提出した弁護士団体「自由法曹団東京支部」の
船尾遼弁護士は「この改正案は刑法上の名誉
毀損罪の範囲を超えている。同罪の適用には、
不特定多数に告げて名誉を貶めたという客観性が
求められるが、この改正案では『バカ」と繰り返し
言われ、むっとすする感情レベルでも、条例違反
に問われかねない」と指摘してます。
まさに、ムッと思っただけで条例違反に問える
可能性に道を拓くことは「東京都版共謀罪条例」
の制定といっていいんじゃないでしょうか。

そして、「乱用防止規定があるとはいえ、犯罪の
事前抑止を..目的とする治安立法に使われ、将来の
取り締まり強化につながるという懸念は消えない。
こうした条例改定の動きが、基地反対運動が続く
沖縄のような他県に広がることも恐れる。今回の
都の改正案は廃案にするべきだ」とも訴えてます。

  ☆動画 「東京都迷惑防止条例改正」の怪しさ
        13:37