夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

極西の島国アイスランドの市民革命

昨日九条の会女性スタッフのNさんが、アイスランド
の「鍋とフライパン革命」と呼ばれる無血市民革命
を追ったドキュメンタリー映画を転送してくれて、
鑑賞したところ、現在の日本国民が手本とするべき
ところが多く、とても感激したので、どんな国か調べて
みました。

アイスランドは1944年にデンマークから独立した共和国
で極東に位置する日本の反対側「極西」に位置する
島国で、面積は日本の北海道と四国を合わせた
位で人口は約34万人弱の小国です。人工密度は
1㎢あたり3人ですから日本とは大違いですね。

火山国であり、火山性の土壌のため、かつて移植者
の暖房のため森林を乱伐したことあって現在森林
面積は国土の0.3%しかありません。

金融立国であり国家経済が金融に.依存していたため
2008年の世界金融危機の影響を受け2008年10月に
債務不履行となりましたが、「鍋とフライパン革命」
と云われる市民運動によって改革を成し遂げました。

アメリカ大陸の発見者は「コロンブス」とされてますが
より500年前に発見してたことが、最新のDNA分析
で証明されつつあるそうです。.いずれ世界史の
教科書が書き換えられるこもしれませんね。

「もっとも汚職が少ない国」といわれ、元首である
大統領は国民の直接選挙で選ばれます。

特筆すべきは1980年代から自然エネルギー発電
を推し進め、現在約73.8%を水力,約26.2%を地熱
で100%を自然から得ており、安価な電力を使い
大量の電力を必要とするアルミ精錬事業が盛ん
だそうです。もう一つの特徴はNATOの加盟国
であるのに係わらず自国軍は所持しておらず
世界でも稀な「軍隊を保有していない国家」という
ことです。歴史上一度も軍隊を保有したことが
ありません。国土防衛は警察隊と沿岸警備隊
担っています。

紹介するドキュメンタリーを見ると、日本と同様な
問題を抱えたのに、市民運動によって、「静かなる
変革」を成し遂げたことが、私たちも多いに学ばな
ければと思いました。

コスタリカと同様にアイスランドも、日本のいいお手本
になる国です。

    ☆動画  アイスランド 「鍋とフライパン革命」
           1:04:02


    ☆動画  日本の地方都市が見習うべき国
          アイスランド     13:28

    ☆動画  アイスランド周遊の旅   6:58