夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

市民活動に関する「大いなる疑問」

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本日、18:00から横浜の「神奈川県民サポートセンター」
で1月19日に市民連合横浜が主催して、衆院選の18の
選挙区で野党共闘をもとめ活動してる全ての市民団体
が賛同団体となって関内ホール・大ホール(1,000人
収容)で開催する「参院選に向けての神奈川県民
決起集会」の前売りチケットの販売状況、参加予定
人数の状況把握の「拡大事務局会議」が開かれます。

秦野市の「いいなイエロー」の参加者は把握して
野党系市議に私が案内と参加依頼の手紙を
6通郵送をしました。

昨日、Sさんからわざわざ電話をいただき「案内状
をもらいましたが、19日は安保法制が強行採決
された日なので、それを忘れない為、毎月の
行動日としている日なので、参加は難しい」
とのお断りでした。

市民活動は、自分が出来るときにできること
を活動することが基本ですから、そのことに
ついては、私がとやかく言う権利などありません
から「それは残念ですね」で済ませましたが
私には「現在のほとんどの市民団体は、そこに
大きな勘違いをしてるのではないか?」という
大きな疑問がぬぐえないのです。

市民活動のメインはほとんどの団体が、チラシ等
による街頭宣伝、講演会・上映会等のイベント、
デモへの参加、署名運動、戸別訪問などだと
思います。

憲法改悪阻止、原発ゼロ、原発再稼働反対、
安保法制(=戦争法)廃止、種子法復活、水道民営化
法廃止、共謀罪法廃止、特定秘密保護法廃止
核兵器禁止条約の署名・批准、辺野古新基地建設
中止、その他の悪法廃止などの全部か一部を目的と
してる市民団体がほとんどだと思います。..

それでは、現在の市民団体は上述の目的を達成
するために有効な活動をしているのか?という
疑問です。

デモ参加や署名活動、その他の活動が悪い、
効果がないとは言いません。政治に無関心の人や
無党派の人に何が問題なのか、どうしなければ
いけないのか、を報せることは必要な運動ですから。

ですが、それだけで目的を達成できると思って
いるのでしょうか?

私は100万人規模の大規模デモ、5000万人の署名
であれば、むちゃくちゃ政権も少しは気にするで
しょうが、安倍政権のようにこれでさえも無視を決め込まれたら
何も変えられないと思ってます。</こdiv>

結局、選挙によってでなくては「政権」を変える
ことは出来ません。上述した市民が目的とすろ
課題に賛成できる野党に政策協定してもらって
与野党逆転をして「政権交代」を図るしか
方法はないのは明白な事実だと思ってます。

大部分の市民団体はアタマの中ではそれを
理解してると思っているので、私の想いは市民活動
の全ての成果が「選挙」に結びつかなくて意味が
ないとまで思っています。

それなのに、多くの市民団体が「日常活動」に比重
を置きすぎ「優先順位」がなんであるかについて
「大いなる勘違い」をしているのではないでしょうか。

現在、街中には公明党の女性の参院予定候補の
ポスターがべたべた貼られています。恐らく公明党
の支持母体である創価学会信者のお宅なんでしょう。

競争相手ながら「あっぱれ」と言わざるをえません。
彼、彼女らは「選挙」がいかに大事であるか上から
指導されてるのか、自分が真から思っているのか
わかりませんが「私は創価学会信者ですから公明党
を支援してます」と早くから通行人に堂々と訴えて
いますが、私たちのように街宣や署名・デモなどの
活動はあまりみかけません。

ところが我々の方は、「野党共闘」を口にしながら
野党共闘を求める」集会になると、日常活動を
優先すると判断してしまう。

正直に云って、市民活動がこんな状態では
自民の利権がらみの後援会組織、公明の宗教
団体の信仰による強みには選挙に勝てないと
思ってます。

今回のような「選挙に勝つための集会」があれば
日常活動を中止してでも率先して参加し、さらに
東京ドームを満員にするイベントを市民が企画・
開催できる位まで「意識改革」をしない限り
政権交代は難しいと考えざるを得ませんね。

再度、言います。上述の目標を達成するのには
「選挙で政権を交代させる」しかありません。

そのためには、市民活動を国政選挙に集約するしか
方法がありません。







☆画像 横浜高島屋のイルミネーション