夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

現代版 悪代官への越前屋番頭の「わいろ」事件

いや~、おどろ木、ももの木、さんしょの木ですよね。

どこかの時代劇で観た光景が実際に「越前の国」で起きていたとは。

 

越前屋番頭「お代官様、ほんのつまらないもですが、どうぞお収め下さい。

      なにとぞ、手前どもをご贔屓にして下さいませ。村の者たちが

      年貢をしっかり納めるようしっかり申し付けますので、ご安心を」

悪代官「越前屋や、勝手に年貢を上げて、そのさやを懐にいれるつもりであろう。

      おぬしもワルじゃのう!ヨシ、ヨシ、あとは分かっておるな」

 

別れた後、菓子折りを開けた悪代官「菓子の下には今回 は小判であったか!

     ヒッ、ヒッ、ヒッ」と薄笑いの図・・・.ってなところでしょうか。

 

しかし、関電悪代官ももらった金品を随分几帳面に記録してたもんですな~

 

「死人に口なし」金品を幹部に贈り続けた髙浜町の元助役も相当なワルで

あったようですけど、関電幹部が元助役に責任をなすりつけ、金品を

受け取った自分たちは「まるで被害者だ」とするような会見は、いただけ

ませんな。まずいのは報告書に「森山氏は、高浜町福井県庁、福井県議会

および国会議員に広い人脈を.有していた」とバックいる大物をほのめかしたので

「政界に飛び火」することが予想されますよ。

 

国会議員とはだれか?の記者の質問に対し、岩根社長は「森山氏が筆頭株主

の警備会社『オーイング』の関連会社『アイビック』の吉田敏貢社長が、

稲田朋美衆議院議員(福井1区)の後援会長だった。両社とも稲田議員に

献金している」事実を示したのです。そこで日刊ゲンダイ誌が調べたところ

「アイビックス」からは11~13年に毎年36万円、15~16年に同12万円の献金

受け、「オーインク」からは11~13年で毎年12万円を受領していたことが判明した

そうです。

 

アイビックスの吉田社長はオーインクの取締役も務めており、稲田議員の

初当選の早い時期から14年8月まで後援会連合会長を務めていました。

 

私は「カネの臭いに敏感な政治家」が、原発マネー還流のシステム作りに

からまないワケはないとみ見ています。この先の展開から目が離せませんね。

 

  ☆動画  関西電力幹部の金品授受に関する記者会見  13:48

               https://www.youtube.com/watch?v=PVPiroLp97Q