夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

二つの辞任で動く政局

都議選の敗北の責任を取って民進党の野田幹事長
に続き蓮舫代表も辞任することを発表しました。

都議選で敗北したのは自民党だけでなく民進党
15議席を5議席に減らし、さらに都民ファースト
乗り換えた議員を数名出したので、党の最高幹部が
責任をとるのは当たり前ですね。

とくに蓮舫代表は議員でいた方が活躍できるタイプ
で、右から左までいる議員たちを統率するには、
自身が辞任理由に挙げたように役不足,力不足
であったと思います。

民進党はこれを契機に、岡田、菅、野田、枝野、
安住、前原,玄場の裏切り7人衆を要職にはつけ
ないことを条件に「三顧の礼」をもって小沢一郎
自由党共同代表を呼び戻すという荒療治をしない
限り衰退の一歩をたどるでしょう。

連合とも縁を切り全国市民連合を味方につけて
解党的出直しをするしか自民党に代わる「受け皿
政党」に脱皮できないと考えてますが、おそらく
コップの中の権力争いの結果、新味の感じられない
顔ぶれになるでしょう。

そして、夕方自民党の稲田防衛相が辞意を表明
し明日辞表を提出するとのニュースが流れました。
8月3日の内閣改造までの1週間ももちこたえられ
ない状況になってからの辞意表明はみっともないと
思いました。

都議選で自衛隊も〇〇議員を応援しておりますと
憲法違反の発言(弁護士なのにね~!)をしちゃた
時点で辞意を表すか、安倍首相が罷免するかの
タイミングだったのに、自民党にしてみれば
ことここに来ての辞意表明は最悪のタイミングでしょう。

この後、防衛相だけ先に決めるのか8月3日まで
安倍首相が兼務して8月3日の内閣改造時に
新防衛相決めるのか安倍首相も迷うところですね。

まぁ、誰に決めても「短命大臣」になると思います
けどね。

おまけに今井なんやらの不倫報道まで週刊誌
にスッパ抜かれててんやわんや。

自民、民進ともこんな状況になり政局が大分動き
そうな局面です。