夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

しんぶん「赤旗」日曜版の室井佑月さんのインタビュー記事

私は「日本緑の党」のサポーターとして、日本の与野党の政党の

なかで唯一「経済成長よりスローライフ」を掲げていることを支持して

応援をしてますが、共産党の権力におもねず「我が道を行く」政策

にもシンパシーを感じてる関係と、活動仲間に共産党シンパの仲間

が多いことから「お付き合い」もあって、2,3年前から「しんぶん

赤旗日曜版」を購読してます。政党交付金を受け取らない共産党

大きな活動資金源の一つとなっているようで、毎号の権力に対する、

監視や批判記事は本来の「メデイア」の在り方をまっとうしている

とも評価もしてます。

 

今週号も「新コロナ特措法改正による緊急事態宣言」「福島原発事故

放射能汚染水の処理問題」の深堀記事を掲載し、大手メデイアが

スルーしてる「フィリピンが地位協定廃棄を米国に通告した問題」

「鹿児島・馬毛島を政府が強引に買収し米軍訓練基地計画を住民に

説明せずゴリ押ししてること、しかも国会を通さず辺野古予算を

流用してることを、田村貴昭衆院議員(共産)が明らかにした

スクープ記事も掲載していて、どの記事も読みでがあったのですが、

実は一番気に入ったのが、斎藤美奈子さんとともに文章フアンの

室井佑月さんのインタビュー記事でした。

彼女の行動力、エッセイ力、権力批判力、考え方が好きでして

インタビュー記事の、そこかしこに彼女そのものの特徴が

でてましたので、抜粋して紹介します。

 

しんぶん赤旗日曜版 3月15日号より抜粋 室井佑月さんインタビュー

Q:著書では、多彩なテーマで政府を批判していますね。

A:とにかく安倍政権を終わらせたいんですよ。人を傷つけるようなウソを

 平気でついたり、弱い者いじめをしたりするところが、どうしても

 許せません。首相を見るだけでもイヤ。.テレビは覚悟を.決めないと

 見られません。

Q:テレビや週刊誌での本質を突くコメントが魅力です。意識していること

 はなんですか

A:メデイアの報道や国会の答弁って、すごく分かりにくい。それを普通の

 言葉に変えて「こういうことが問題なんじゃないの?」とわかりやすく

 伝えることを心がけています。物書きの本来の仕事って、権力の監視や

 批判だと思うんです。政府の宣伝になっては意味がない。そこは

 譲れないところです。

Q:著書のあとがきで「子の一番身近にいる大人である親が、まずため息

 をつくのを止めよう。ため息は意見に変えよう。」「声をあげれば

 変えられる。一緒に声を挙げる人たちが見えてくる。」と呼びかけて

 いますね。

A:歴史を振り返ると、いいことも悪いことも、ずっと続くということは

 ありません。今、確実に変化が起きています。安倍長期政権が終わる

 という時代の転換期をこの目で見ることが出来るかも、と考えると

 ワクワクするよね。一人で声を挙げるのは怖くても、みんなで言えば

 大きな力になります。あるデモが大きく広がって、それがきっかけで

 政権が代わるなんてことがあるかもしれない。その時「それ、私も

 行ってた!」って言いたいじゃないですか。だから、広くアンテナを

 張り、自分でも行動したいと思っています。

                      ~抜粋終わり~

 

今、私と同じ活動をしてるお仲間たちは、最後の質問に対する室井さん

の答えと同じ気持ちだろうと思ってしまいました。

 

室井佑月最新刊 「この国は変われないの?」(新日本出版 税別1500円)