本日は、楽しみにしていた秦野市文化会館大ホールで
開催された、講談師「6代目神田伯山」の秦野市
独演会に行ってきました。チケットも即日完売に
なるという人気ぶりで秦野市で講談興業があること.
だけで信じられないのに、しかも1100人収容
(実際のチケット販売数はコロナ禍の為550枚
程度)の大ホールですよ。人気の落語家「春風亭.
小朝」は小ホール公演でしたから、現在の伯山の
人気のほどが知れます。
ところが、私にとっては大失敗の独演会でした。
私の席は会場のちょうど中間の最左端の席で、
そんなに悪い位置ではなかったのですが、とにかく
音響が悪く演者の声がはっきり聞こえずセリフが
とぎれとぎれになってしまって、ほとんど内容が
分からなかったのです。講談で内容が分からなく
ては意味を成しませんからね。独演会ですから
3演目を披露したのですが、せめて、演目位は
表示して欲しかったですよ。
私は彼が二つ目の神田松之丞時代から演者の
息遣いが聞こえるような、100人も入れば
満杯というような小さな寄席で彼の芸を楽しんで.
きましたことでわかったのは、残念ながら講談は
大ホールには向かない。寄席で楽しむに限ると
いうことです。
現在、私が行ってた新新宿の寄席での日本講談
協会の「講談定席」は2月から開かれていません
ので、寄席芸人が活躍出来る場を回復するため、.コロナ禍の収束が早まることを願うばかりです。
この動画のような条件.で、白山講談を楽しみたかった
https://www.youtube.com/watch?v=GsNaseUpSxs