オリンピックを表す日本語「五輪」は1936年のベルリン大会のころ
読売新聞記者の川本信正さんがオリンピックの略称として考案したんだ
そうです。それ以来80年以上も我々が自由に使い我が国独自の文化、
言語として定着していますので「俗称」としていわば公有のものとなって
いますよ。その「五輪」ということばを国際オリンピック委員会(以下IOC)
が2019年2月に「オリンピックの公式スポンサー以外の事業者などが
この言葉を使って、便乗商法を防ぐ」ことを目的にして「商標登録」を
申請してみとめられていたことをご存知でしたか?これに対し「俗称」の
商標登録を認めてしまうと商標制度の原則が形骸化してしまうとして特許庁
に2019年4月に登録の取り消しをを求め異議を東京の弁理士Sさんが
申し立てました。しかし4ケ月後同庁は登録を維持すると決定したのです。
Sさんは「Sさんの異議」に賛同する弁護士や税理士と2021年9月13日に
IOCに対し商標登録の無効を求める「審判」を請求したそうです。
商標登録されている「五輪」という言葉は10年間知的財産として
保護されますから、我々がIOCに無断使用および不正使用ないし
流用は法的に罰せられることになりますという事ですよね。
「五輪」が「ご臨終」です。気を付けましょう。
この際だから、使いまくってやろう。「私は五輪真弓.さんの大フアンじゃ!」
☆動画 五輪真弓 「恋人よ」 4:07 名曲だ!!