昨日、改憲派のお薦めの軍歌を唄う歌手「山口彩希」さんという女性
があるサイトで紹介されていたので検索したら「愛国行進曲」を唄う
彼女が分かりました。そのスジでは知られているようですが、一般的
には無名の歌手ですね。まだ若いので戦争の実相など全然分からない
ハズなので、売らんがために営業の一環として歌っているものと思います。
その彼女の動画のコメント投稿を読んでいた中に、戦争をしらない
彼女にどうしてもこの歌を歌わせたいと紹介されていたので、開けて
みたのが本日紹介する「神風特攻隊員たちの遺書」です。
私は広島転勤時代に江田島の海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校)で、
そして家内と旅行した鹿児島の「知覧特攻平和会館」で軍部の愚策によって
強制自殺に追い込まれた若者たちの「遺書」をみてナミダした覚えが
ありますが、昨日の深夜にもこの動画を観てひとりナミダをこらえ
切れませんでした。無謀な戦争をしかけ、自分は安全な場所にいて
若者たちを死地に追い込んだ軍部の愚策にいまさらながら怒りを覚えます。
その経験を持ちながら、今また米国の戦争に加担することを進める
政府の動きへの市民の反発が薄いのは、どうしたもんだろうかと思います。
なんとか「自衛隊も米軍も、日本にはいらない」が訴えるように
防衛省を「防災平和省」の衣替えして「国際災害救助即応隊」構想で
世界と日本の災害救助に貢献して軍備は廃止し、日米安保条約を廃棄
することこそが、先の戦争の特攻で犠牲になった若者たちに報いる道
だと思い直しているところです。
☆動画 山口彩希 愛国行進曲 3:57
https://www.youtube.com/watch?v=N3CjfGN2rhA
☆動画 神風特攻隊員たちの遺書 7:01