本日、南公民館公民館・集会室で憲法九条の会・はだのが主催した学習会
「新疆ウイグル問題を考える」に参加してきました。参加は16人、講師は
新疆ウイグル問題というのは①強制労働疑惑 ②不妊手術疑惑 ③100万人
強制収容所疑惑の三つです。中国政府によるウイグルに対するジェノサイド
(あるグループの存在を抹消することを目的として行われる暴力的な犯罪行為)
ではないかと国際的に問題視されていますが、中国政府は否定している問題です。
相馬講師は、この問題が国際問題になった情報源はエイドリアン・ゼンツであること
ことを明らかにすることから始めました。ゼンツ氏は1994年に米国政府に
よって設立された「共産主義犠牲者記念財団(本部ワシントンDC)の中国上級
研究員で、中国との闘いを「神に導かれた使命」だとする極右のキリスト教
原理主義者であると位置づけて、彼の研究の結果と称する三つの問題に対する
批判・反論をしてくれました。批判・反論を聞くと、どうしても中国政府より
の見解に聞こえてしまいますが。それなりに証拠・論理破綻・データを駆使
して説明してくれましたので、言われる新疆ウイグル自治区の現状は相馬講師
の内容の解説がが説得力があるなと素直に思いました。なかなか中味の濃い
講演でした。
南公民館・玄関に「ひな人形の段飾り」がかざりつけられ、季節感を感じ
させてくれてました。
。☆動画 駐英中国大使・BBC番組でウイグル人の強制収容否定 6:13
https://www.youtube.com/watch?v=166ZyVlBG2Q