夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

ハロウイン狂騒曲

少し前までのメデイアはハロウインアメリカの子供たちが

悪魔や悪霊の仮装して、近所の家々を回り、各家庭からお菓子を

もらって喜ぶ場面をみせてハロウインとしていましたが、いつの

ころからか日本では渋谷で仮装したバカ者じゃなかった若者たち

が、集まり、それを見物にさらに多くの若者が集まり、

大騒ぎができるイベントに様変わりしてしまいましたね。

29日には韓国で群衆が集まり過ぎの密集による圧死で154人もの

死者を出す(日本女性」2人も犠牲に)という大事故を起した

にも拘わらず、今日がハロウイン当日ということで、渋谷には

多くの若者たちが出没していることをテレビが中継しています。

 

しかし、その若者たちはハロウインとは何ぞや?が分かっているのか

と思い、これを機会にネットで調べてみました。

 

ハロウインは、古代ケルト人のドゥルイド教で行われていたサウィン祭

が起源です。古代ケルトの暦では、11月1日が新年とされ、大晦日

にあたる10月31日の夜に先祖の霊が戻ってくると信じられて

いました。しかし悪霊も一緒にやってきて、作物に悪い影響を与えたり

、子どもをさらったり、現世の人間たちに悪いことをすると思われて

いました。そこで人々は、身を守る仮面や仮装をして仲間に

見せかけたり魔除けの焚火を行ったりしたそうです。やがて

ケルト人の自然崇拝がキリスト教にも影響を与え、ケルトの祭りに

合わせて「諸聖人の日」ができたといわれていますが

キリスト教会としてはハロウインは「異教徒の行事」とみなして

特別なイベントはしていないそうです。アメリカではハロウイン

の日に仮装をした子供たちが街を練り歩き「トリック・オア・トリート」

(お菓子をくれなきゃ、いたずらをするぞ!)と玄関先で声をかけて

お菓子をねだる様子が名物。言われた大人たちは「ハローハロウイン

と応えて、お菓子を渡すの習わしが根付いています。この

場合のお菓子には、悪霊を追い払う意味があるとされているそうです。

 

バカ者、じゃなかった渋谷にお集まりの若者みなさん、カラダは

大きくてもオツムの中は子供のままなんですから、チョコレートとか

キャンデイなどの小さなお菓子を仮装姿で交換しあって悪霊を

追い払ってくださいよ。まちがってもアルコールを飲んで「悪霊」を

招き込んじゃ行けませんよ!