みなさまもダボス会議(世界経済フォーラム会議)という年1回スイスの
ダボスという街に世界の富裕層、エリート層、有名政治家、巨大マスコミの
経営幹部、有名評論家、コーディネーター、ロビイスト等約2000人が
参加して、現在ある政治経済他の仕組みをゼロから見直して再構築する
という「一種の革命であるグレートリセット」という未来図を検討して
いることをお聞き及びと思います。
本日「タネと水を守る県央市民の会」の12月の定例会議を開催したのですが
その報告事項のなかで「グレートリセット」をフォローしている
伊勢原市の共同代表であるIさんが興味ある報告をしてくれました。
グレートリセットの中心政策は「農業による人類支配」だ
いうことなんです。
2016年のダボス会議で2030年までに実現するテーマを8つ挙げて
いるそうです。そのうちの①が最も衝撃的な内容なのですね。それは
「個人は何も所有しない社会にする。従って全てのものは無料になるか、
国から借用しなければならない」社会です。
したがって、私有財産がなくなる、全てが政府からの貸し出しになる。
買いものは2030年には遠い記憶になる。我々は消費者ではなくなる。。
自分の貯金も土地もなくなるというとんでもない世界です。買い物という
概念がなくなり人々は日用品でさえも必要に応じて借りるようになる。
そのため個人のすべての行動・情報は追跡・把握・管理されることになる。
(岸田首相、竹中平蔵なダボス会議に参加していますから、マイナカード
はそのための第一歩に思えてしまいます。)
この考えを農業に当てはめると、私有の農地を所有する農家はなるという話です。
この方向でダボス会議と日本政府が動いていれば、農家を倒産に追い込み救済しない
という日本政府のありようは、農家を無くして、全て政府の土地にしてしまい
そこでスマート農業を推進して「食糧配給制度」を目指していることが窺えます。
そこで生産される農作物はバイオテクノロジー(遺伝子組み換え、ゲノム
編集)で作られた野菜やコメということになります。グレートリセット
された社会で、われわれは餓死したくなければ食料は政府が提供するものを
食べるしかありません。その食品が、たとえ遺伝子組み換え、ゲノム編集
されたもの、除草剤、農薬、殺虫剤、化学肥料漬けのものでも
食べざるを得ません。
こう見てくると日本政府は農家の所得補償をせず、倒産に追い込んで
いるようで、すでにダボス会議の方向にむけ、着々と手を打っているように
思えてしまいます。
ダボス会議の資金源がビル・ゲイツの財団ですから、注視していないと、
いつの日か世のなかが変わっていたということになりかねません。
世界がどうなろうと「地域」は「地域」として上手く立ち回れば、生き残れ
ますから、まず地域の人が目覚めるよう情報発信を続けていきます。