毎月郵送していただける「あつぎ・九条の会」という機関紙が
本日郵送されました。主張は私達と変わりませんが「表現」「まとめ方」
が参考になりますので毎号詳読させてもらっています。今号でも
私が100%同意できるコラムがありましたので、全文紹介させていただきます。
★あつぎ・九条の会機関紙より転載 「もはや先進国ではない日本」
自民党が政権復帰した2012年以降、全ての国政選挙で自民党は
勝利した。しかし、この十年間の自民党試験は、あまりにも目に余る。
不祥事、疑惑が途切れない。あれだけ問題視された「モリカケ桜」は
遠い過去に消え去ってしまった。憲法53条に基づく国会召集は開かない。
開いてみれば国会審議における閣僚答弁は目を覆う。ほとんどが官僚
による作文の朗読合戦。情けない。はぐらかし、まっすぐ答えない、
論点ずらしの多発、不祥事や疑惑の追及ばかりで政策議論はほとんどない。
最後は急行採決。あれだけ反対が多かった、在任期間が長っただけの
安倍元首相の国葬も強行実施。その後も議論は深まらず。国民生活は
そっちのけ。日本の政治状況は深刻だ。最近の内閣支持率は下がっても
政党支持率は自民がトップ。自民党が国民を見下すのは仕方ないのか。
英国では不祥事を起こしたジョンソン首相を国民が退陣させた。日本では
正義、倫理が通らない。こんな政党を大多数の国民が支持する。国民性
といって諦めるしかないのだろうか。正直で真面目な政治をこの日本で
望むのはムリなのか。でも私は生きている限り、自分の意見を言い続け
ようと思う。