夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

解散風が吹いてきた!

安倍首相は28日招集の臨時国会冒頭にも衆議院を解散する意向を自民公明の幹部に伝えました。

「10月10日公示、22日投開票」か「17日公示、29日
投開票」のどちらかに決めるでしょう。

小池都知事の言うように大義がない解散で「もり・かけ問題」の追求逃れと青森4区、新潟5区、愛媛3区の補選を衆院全体の選挙に吸収して、もし敗戦したときのショックを和らげる前原民進代表が批判した「自己保身
解散」でしかないですね。

「仕事師内閣」と安倍首相が命名した大臣たちはなんにも仕事をしないうちにお払い箱。「仕事なし内閣」として後世の笑いものになりそうです。

国政選挙にかかる費用は600億ともいわれてます。
批判承知の「今だけ、カネだけ、自分だけ」軍団自民党
ならではの解散劇の始まりです。
安倍首相の保身のためだけに、800億円の選挙を行うという、どこまでクニのカネは俺のもと思ってる安倍首相なんでしょうか。

安倍首相は、秋口に憲法九条改憲の「明文案」を提示するなんて、いってたんだから「9条改憲」をちゃんと争点にとりあげなさいよって!

自民の「いまなら勝てる」というも分からないでもないな。民進党は離党劇や野党共闘に腰が定まらい状況だし、10月だと小池国政新党も立ち上げられそうもないし、もり・かけ問題の国会追及も逃れられるし、新内閣で米トランプ大統領の訪日にも間に合うし、野党共闘の統一候補も間に合うかどうかもきわどいと予想できるし、統一候補が未定のまま選挙に突入すれば市民勝手連も分断できそうだしと、今なら勝てないとしても議席減の打撃は最小限に抑えられるという読みをしたんでしょう。

安倍首相は大事な点をお忘れですね。頼りにしてた
支持率が一時期30%台まで下がった最大の理由が
「安倍首相の人柄が信用できないから!」ですよ。

ただ私たち国民も北朝鮮の脅威などの政府とメデイアの脅しを信用して、安倍首相の「嘘つき人柄」を忘れて
しまう国民性だから、心配は心配ですけど・・・

外敵を作って国内の大問題を隠すというのは、どの国の権力者もとる常套手段ですから、騙されないように
勝手連としてアピールしなくては・・・

それにしても前原新代表、時間がありません。「野党共闘体制」の政党代表者間の話し合いを至急もって、とにかく早く小選挙区ごとの統一候補を決めて下さい。民進党の存亡がかかった選挙ですよ!

市民勝手連としては、そもそも今年初めにも衆院選があるかもという予想だったんですが、結局10月ということで大分小選挙区ごとの「勝手連」がたちあがることができたので、1月解散よりはマシな活動ができると考えてますが、なんといっても「統一候補」が決まらなきゃ
応援のしようがなく、結局自主投票になっちゃうか、
民進抜きの3党統一候補を立てて応援するかに
なってしまうんですよ。

民進党さんにききますが、3党抜きで勝てるのですか?自公だって全然基本政策が違うもん同士で
共闘してるじゃないですか!ここは「小異を捨てて
大同に立って」ください。 先の参院選では出来たんですから・・・