夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

秦野市の「学校給食無償化」の市民運動を始めるにあたって

最近子育て中のママさんグループとの「つながり」が

「農」と「食」お問題について、いろいろと話し合っています。

 

その中でお子さんを3人以上育てているママがいて、学校給食の

保護者負担が家計のなかで、大きな負担になっている実態をお聞き

しています。憲法26条で「教育費は、これを無償とする」と

すこぶる分かりやすく明文化せれているのにですよ。

 

それで私は今年の元旦に「学校給食無償化」に取り組むことを

本年の活動テーマにして、諸資料を事前に調査して4月の県議会

選挙、8月の市議会議員選挙の心ある候補者の「公約」にいれて

もらてう接触をしてほぼ了解をとりつけていました。

 

行政に給食費無償化を決断させるには、どのような運動体(実行委員会)

を組織すれば、もっとも効果が期待できるかについて、関心ある

市民団体に呼びかけて、とりあえず相談会を明日開いて、意見交換や

イデアだしをする予定でした。

ところが、数日前に子育て中のヤングママさんの有る方から、立民と

維新が政策協定をして、議員立法で「子育て・若者緊急支援法案」が

国会に上程され衆議院で採決され、現在参議院に回されたという

情報を私に連絡してくれました。

 

その条文の第五条で学校給食の無償化項目があり、「学校法に規定

する学校給食費に係る児童または生徒の保護者の負担を解消する

ための財政上の措置を講ずるものとする」と、規定してありました。

これを素直に読めば、地方自治体が給食無償化に必要な支援金を

国のしかるべき部すぉ署に要求すれば、おカネを出してくれるという

ことですから、運動体を組織するまでもなく、衆議院は通った

法案ですから参議院も可決されるはずなので、国会終了まで

待って法律成立を確認してから、行政に国に請求をだすことを要請すれば

いいので「組織体」をつくるまでもなく、数人でことたりるのでは

ないかと考え選挙で忙しいヤングママさん達にはあえて「呼びかけ」

をしておりませんでした。

 

ところが昨日になって、同じ市民活動仲間にこの状況を

話したら、どういう状況か確かめてみようと、ある政党に

電話してきいてみたら、確かに衆議院には上程されているが、

通過したどころか、まだ審議すらされてないという意外な回答でした。

 

最初に聴いた衆議院を通過して参議院に廻ったというのが誤情報

だったのですね。それで本日、私が衆議院事務局に電話して法案

の状況を確認しました。

 

この法案は、議員立法法案として前国会で上程されましたが

審議未了の為、今国会で継続審議の対象となったものです。

今国会で新設された「衆議院地域活性化・こども政策・

デジタル社会形成に関する特別委員会」での審議が委嘱

さていますが、当該委員会は1月23日、3月9日、

3月14日の3回がすでに開催されtれいますが、実質審議

は3月14日が初めてで、これも各委員が質問項目を述べた

だけで終わったようです。

 

こういうことで、こちらの前提条件がガラっと変わってしまい

ましたので、明日の「相談会」は、現状を説明して、当初の予定通り

秦野地域の「学校給食無償化推進実行委員会(仮称)」の骨組みを

決めるための話し合いにすることになりました。