夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「学校給食無償化」へ大きく前進する法案が衆議院通過

今国会に野党第一党と第二党である、立憲民主と日本維新の会

が8項目について政策協定を結び、共同歩調をとることを発表し

話題となっていました。私も日本維新の会は,野党だか与党だか

分らない「ゆ党」と揶揄される生半可な政党として、

あまり信用していないのですが。今国会でその2党の成果が

出そうな状況になって、まあ、いい内容なんで驚いて

いるところです。

 

昨年12月7日に両党の議員有志が検討を重ね「議員立法

で「子育て・若者緊急支援法案」を上程しました。内容は

「出産に関する経済的負担の解消および軽減」「育児に

関する経済的負担の軽減等」「学校給食の無償化」

「高等教育に関する経済的負担の軽減等」となっています。

 

岸田政権の「異次元の子ども予算を組む」の掛け声にのったのか、

この法案が衆議院で可決されて、現在参議院で審議が始まって

いますが、まず参議院でも可決されるでしょう。

 

私は、「学校給食無償化」に向けて、いろいろ事前調査

をして、3月18日に関心ある人に集まってもらって、どういう

実行委員会を組織するかについて意見交換やアイデアだしのため

の「相談会」の開催をすでに呼びかけていた関係で、

「学校給食無償化」の内容について最も興味を持ちました。

 

衆議院を通過した法案はこうなっています。

*子育て・若者緊急支援法案

  (学校給食の無償化  

  第五条 政府は、当分の間、学校給食法第三条第一項に 

   規定する学校給食において実施されるもの

   に限り、同法第十一条二項の規定にかかわらず、

   同項に規定する学校給食に係る児童または生徒の

   保護者の負担を解消するための財政上の措置を

   講ずるものとする。

なんだか分かりにくい文章ですが、現在給食費夢無償を実施

している地方自治体は、自治体が費用をひねりだしているのを、

これからは地方自治体が国に要求すれば無償化費用は国が

出してやるよということだと思うんですよね。ですが、

地方自治体も国とのいろいろな「しがらみ」や「思惑」が

ありそうだから、秦野市がすぐ国に給食費用を要求するとは

限らないので、やはり、市民側から「国に要求しろ」と

いう声を挙げた方が早いと思うので、とりあえず予定通り

集まってもらって、組織を立ち上げようと,今のところは

思っています。秦野市もすんなり国への要求に動いて

「給食無償化」が達成されるようなら、そのための

「実行委員会」は「有機給食推進委員会」に

変えればいいと思っています。

「取らぬタヌキの皮算用」をするより、まずは参議院本会議で

可決をしてもらわないと始まりませんわ。

☆動画 127 議員立法「子育て・若者緊急支援法案」提出後の

    ぶら下がり記者会見     14:42

    (42) 2022年12月7日 議員立法「子育て・若者緊急支援法案」提出後ぶら下がり - YouTube