スーパーで100円の商品を買うとレシートには商品100円代と
消費税10%の10円が別に印字され、合計金額110円と記入
されていますので、私たちは消費税分10円は事業者に預けて、
事業者がその分をまとめて国税局に支払うのだと思っています。
それが大きな間違いで、実際は私たちは110円の商品を買っただけ
なのだそうです。そこに財務省が仕掛けた「大きな嘘」が隠れていて
実際は、事業者が材料費、人件費、販売管理費などを引いた利益に
税率をかけ国税に支払う、付加価値税、売上税として徴収する直接税
なんだそうです。
そこらへんのところを、自民党の的代議士で、れいわ新選組の山本太郎
代表と同じ「積極財政論者」の安藤裕税理士が解説してくれています。
私も完全に理解しているワケではありません。しかし完全に消費税は
消費者が負担しているものと思わされていました。
もし安藤さんの解説通りだとしたら、消費税という名目のもと
事業者に消費税分の利益を通常の営業利益に上乗せてしてあげてる
ことになりますよね。
れいわの山本太郎代表が岸田首相に「消費税廃止」を要求し、またほかの
野党が「消費税減税」を唱えても、頑強に岸田首相が「それは一切考えて
もいない」とする理由が明確になります。なぜなら事業者に消費税分の
「上乗せ分の利益10%を吐き出せ」と命令することになりますからね。
自民党のスポンサーにそんなことをするワケにいきませんもん。
逆にこの不景気の中大企業が史上最高の利益を毎年更新し内部留保が
莫大に増えている理由もわかります。消費税分は全て通常の利益に
政府が上乗せしてくれてたのですから。そこのところのトリックは
よくわかりませんけどね。
とりあえず安藤さんの解説動画を
ご覧ください。
☆動画 消費税は間接税ではない。事業者が負担する直接税であり、人件費等
に課税される付加価値税である。