夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

家内宛てに詐欺メール

きのうの18:07に家内の携帯に詐欺メールが入りました。

一読して「詐欺メール」とすぐ解る内容ですが、脅し文句がテンコ盛りです。

よもや対応する方はいないと思いますが脅し文句が散りばめられていますので、中には何だろうと思って
指定された対応先にクリックしてしまう方がいるかもし知れませんので、一応どんな内容のメールなのか
お知らせしておきます。  ご注意ください。(原文のママ)

 ★件名:民事訴訟確認通知

 ★本通知は当該企業より執り行われた訴訟手続きのご確認のために送らせて頂きました。
  また本通知書をもって当該企業より貴方に対しての民事訴訟裁判が執り行われ、措置手続きが
  開始された旨の通知といたします。

  {内容の旨}
  1.当該企業は貴方に対し契約の不履行及び請求内容の不払いを申し立てており貴殿の対応により
    財産の歳押え執行を要求
  2.訴訟費用は被告の負担とする。
  3.当該企業が受ける損失について財産の差押えを要求する。
  4.本書の通知を持って最終報告とする。

     ↓至急ご対応ください↓
     (ここに記載されてるアドレスをクリックするように指示されてる)

  {紛争の要点、原因}
   再三の当該企業による料金請求に対し、貴殿が従わず取合う誠意が見られなかったものとし、
   最終手段として裁判所による請求取り立てを行うものとする。

通知内容の詳細につきましてはプライバシー保護のため、下記にアクセスされましてご確認ください。

     ↓身に覚えの無い方はこちら↓

      (ここで誘導されてるアドレスと上記のアドレスはまったく同じ)

*本文には「民事裁判の措置手続き」「「契約の不履行]「請求内容の不払い」「財産の差押え執行」
「訴訟費用は被告の負担」「当該企業が受ける損失について財産の差押え」「最終通告」
 「再三の料金請求」「裁判所による請求取り立て」と、見事なまでの「脅し文句」のオンパレードですが、
 良く読めばだれでも詐欺だと解る内容です。

  ・発信者が誰だか不明  ただ宛先には家内の姓名が描いてある。
  ・家内あてなのに「貴殿」
  ・裁判所は取り立てなどしない。
  ・こにような内容なら「文書」が普通
  ・脅し文句が多すぎる
  ・初めて来たメールなのに「再三の料金請求」とか「最終通告」

この詐欺の狙いは最後に付け加えてある「身に覚えない方はこちら」のアドレスにクリックさせることでしょう。

そこをクリックしたら、請求をないようにしてやるととか、裁判を示談にしてやるとかの理屈をつけて
ついてはそのための費用がかかるので○○円を振り込んで欲しい的な詐欺でしょう。

ただ家内の姓名とメールアドレスをどこから入手したのかが気持が悪いのと、メールをタイトルだけで削除
するのが正解で、開けちゃったらコンピューターウイルスに感染するケースが多いと聞いてるので、本文まで
開けちゃったことが失敗したかも知れません。

高齢者をねらった詐欺が横行し物騒な世の中になったもんです。