夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

「無かったことにしたい」人たちの要望が怖い!

8月25日(木)に福島県小児科医会の大神(おおが)和広会長、市川陽子
常任理事,酒井英明理事が、福島県庁保健福祉部長井出孝利部長に、
原発事故発生時の18歳以下の県民を対象とした甲状腺がん検査について、
検査規模の縮小を含めた見直しを求める要望書を提出したニュースを地方紙
福島民友」や大手紙の地方版が伝えました。

18歳以下の県民健康調査では2011年6月から甲状腺がん検査を実施して
これまでに173人が「甲状腺がん」か「がんの疑い」と診断されてます。

検査縮小理由には「ガンが沢山見つかって風評被害などの不安を感じる人が
増えている」「検査規模を縮小しても放射線被曝による影響の有無の把握は可能」
「検査は説明を尽くしたうえで同意を得られた人のみを対象とする仕組みに変更
する」などが挙げられているそうです。

事故後5年を超し、チェルノブイリの例をみても、これから甲状腺がん発症者が
大幅に増えるだろう時期に福島県の小児科医会が検査の縮小を要望? 
「拡充」じゃありませんよ「縮小」・・・!

子供を救おうとせず、原発ムラを救うために奔走する福島県小児科医軍団。

私に云わせれば「原発事故無かったことにしたい症候群」に完全に罹病してます。

この案件については、医会が要望書を出す情報を掴んだ、今回組織された
家族会と世話人原発再稼働差し止め訴訟で先頭に立って戦ってくれてる
河合弘之弁護士の記者会見での主張に全面的に同意します。

みなさんも14分位の動画ですから、ぜひご覧になって下さい。

しかし、河合弁護士の活躍はまさに「白馬に乗った騎士」のようでホレボレ
しますね。

   ☆動画  「甲状腺がん検査の拡充」求め県に要望書
          ~甲状腺がん家族会~
         
              https://www.youtube.com/watch?v=pgl0ST8qL_c   14:01