夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

さようなら、「ムッシュかまやつ」さん

昨日、ミュージシャンのムッシュかまやつ
さん(78)が薬石効なく永眠されたことを
TVニュースがかなり時間を割いて伝え
てました。

かまやつさんはGSのスパイダースの
ボーカルとして人気者になり、ソロに
なってからも「わが良き友よ」などの
メジャーヒットを飛ばしフォークシンガー
や、音楽プロデューサーとしても活躍
してきました。

しかし、私から見た「かまやつひろし」 さんは、知られざる日本のカントリーミュージシャンであったんです。

ムッシュかまやつさんは、青山学院高等
部時代に当時の若者音楽の主流であった
カントリー&ウエスタン歌手として
テイチクレコードからメジャーデビュー
しC&Wのレコードを多数発売し、初期の
日劇エスタンカーニバルにも数回出演
してるんです。(初期のウエスタンカーニバルはC&W中心のショーでロックンロール3人男が活躍するのは、しばらくして
からです)

ご自身も自分の音楽ルーツであるカントリーミュージックが染み付いてるようで、
私が現役時代根城にしていた毎日生バンド
でカントリーが聴け、唄えるライブハウス
「赤坂カントリーハウス」によく遊びに
来てて、興がのれば気軽に数曲披露して
くれてました。

また、私が応援してる茅ヶ崎出身の若手
カントリーシンガー「片山誠史」さんが
ホリプロから「ネオカントリー路線」と
してメジャーデビューした時のデビュー
アルバムのプロデュースをムッシュさんが
請け負ってくれてるんですよね。

その他、日本のカントリーシンガーの
ショーでのゲスト出演でかまやつさんの
カントリーを随分楽しませもらいました。

私か50年以上に及ぶカントリーリスナー
生活の中で、ただ1曲唄えるのが「かまやつ」さんの日本語歌詞のヒット曲「どうに
かなるさ」だけです。

ムッシュさん、思い出をありがとう。
安らかにお休みください。 合掌