世界で12億人とも云われるカトリックの信者の頂点に立つローマ教皇(法王)が38年ぶりに
日本を訪問し、昨日「長崎」「ヒロシマ」の
くれました。素晴らしいことです。
それぞれの地で、私の印象に残った
言葉をピックアップしてみました。
☆長崎で(抜粋)
・核兵器や大量破壊兵器の保有は、人の心が深く望む平和と安定への答えではない。
・何百万という子供や家族が人間以下の生活を強いられる一方で、武器製造や改良、維持、
商いに財費やされ、築かれ、武器は日ごとに破壊的になっている。とてつもないテロ行為だ。
・核兵器のない世界は可能であり、必要不可欠のことだとの確信を持って各国の政治指導者に求める。核兵器は、国際的また国家の安全保障のへの脅威から私たちを守ってくれるものではない。そう心に刻んで欲しい。
☆広島で(抜粋)
・戦争のための最新鋭の兵器を製造しながら、どうして平和について話すことができるのか。
・紛争の正当な解決策であるとして、核戦争の脅威で威嚇することに頼りながら、どうして平和の提案ができるだろうか。
・真の平和は非武装の平和以外にあり得ない。
・被爆と核実験、あるゆる紛争の犠牲者の名により、声を合わせて心から叫ぼう。戦争は
もういらない。兵器の轟音はもういらない。
こんな苦しみはもういらない。
核兵器のようなバカな兵器を作り出した
のは人間。ですから人間が利口になりさえ
すれば人間の手で廃絶することはできます!