夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

安倍首相、緊急事態宣言の5月末まで延長を発表

国民に不自由な生活を要請(=強制)する

 ことを5月末まで延長することを、本夕

発表しました。孫のU君は本来今年4月から

高校1年に入学で胸を躍らせていたのに、

4月、5月の2ケ月の間入学式に1日行った

だけでまだ授業を受けたことがありません。

やはり「異常な社会」に日本が突入ですね。

厚木のSさんが先日くれた冊子のコピー

で、思想家の「内田樹(うちだたつる)」

さんの「コロナ以後の世界~民主主義が

危ない」という論文を読んでいたら

コロナ収束後の見方についての見解を

述べてました。「コロナ収束後、自民党

憲法のせいで必要な施策が実行できな

かった」と総括すると思います。必ず

そうします。「コロナ対応に失敗したのは

国民の基本的人権に配慮し過ぎたせいだ」

と言って、自分たちの失敗の責任を憲法

瑕疵に転嫁しようとする。右派論壇からは、

改憲して緊急事態条項を新設せよとか、

教育制度を変えて滅私奉公の愛国精神を

涵養せよとか言い出す連中が湧いて

出てくるでしょう。コロナ後には「すべて

憲法のせい」「民主制は非効率だ」という

言説が必ず湧き出てきます。これとどう

立ち向かうか、これがコロナ後の最優先

課題だと思います。コロナ禍がもたらした

最大の社会的影響は、「中間層の没落」が

決定づけられたということでしょう。

野党はどこも「厚みのある中産階級を形成

して、民主主義を守る」という政治課題に

ついては共通しているはずです。ですから、

次の選挙では、「中産階級の再興と民主主義」を目指すのか、「階層の2極化と独裁」を

目指すのか、その選択の選挙だという

ことを可視化する必要があると思います。

(雑誌「月刊日本 4月号27P)コロナで

打撃を受け大量の中間層の失業者がでる

可能性が大きいので,農業、林業林業

水産業、酪農業の第一次産業にうまく誘導する政策を野党連立政権で構築できると

いいんですが・・・

☆動画 「コロナ収束後の世界は、日本は・・・」

https://www.youtube.com/watch?v=OggvxqbhKec              15:56