現在、この地区で春と秋の年2回発行し、創刊以来無償配布を
続けている冊子「緑のはだの」春季号(通算 第17号)のための
原稿「ウクライナ激動の歴史」を書いており、あと2~3日で出稿
できるところまできています。
現在のロシア・ウクライナ戦争で同じスラブ人同士の国がいがみ合う
理由を探る意味があって調べだしました。そのなかで、ソ連邦に
とんでもない飢餓状態に追い込まれ、数百万の餓死者を出したのにも
かかわらず、日本ではほとんど知られていないホロドモールの大虐殺
という大事件があり、それがロシアとウクライナとの関係において
「深い傷跡」として残っていることが分かりました。
ウクライナの歴史をみると「肥沃な土地」であるが故に、周辺国から
の脅威にさらされ、なかなか独立を手にできなかったまさに激動の
時代の連続であったことが分かります。それにしてもホロドモールと呼ばれる
飢餓はまさに「餓鬼」の世界。自分の子供まで殺して食べるということも
あったという地獄の世界です。先祖のそういう体験は次の世代になっても
忘れられるものではありません。私もこのようなことがあったことは
今回の原稿を書いている途中で知りました。
☆動画 ソ連時代のウクライナでおきた計画的大飢饉「ホロドモール」とは?
【隠されてきた歴史】 12:54
https://www.youtube.com/watch?v=CK_HhR6CI7k
☆動画 日本で活躍するウクライナ美女が唄う「千と千尋の主題歌」
歌声と歌詞が私の心に沁みました 9:57