山中教授がノーベル賞を受賞したiPS細胞の実用研究が進んでいるようです。
大阪大学の西田幸二教授(眼科学)のチームが4日に「人工多能性幹細胞」
(iPS細胞)から作製したシート角膜状の角膜を、ほぼ目が見えない患者4人に
移植する世界初の臨床研究が完了し、拒絶反応やがん化といった問題は
起こらず、安全性を確認したことを発表しました。
全員症状が改善し、うち3人は矯正視力が向上。0.1から0.7まで改善した
人もいたそうです。西田教授は3から4年後の実用化をめざして、次の
ステップとなる治験を2023にも実施するそうです。
私が生きている間には恩恵にあずかれないでしょうけど、この情報は
眼が悪い人にとってはものすごい「朗報」ですよね。いずれ盲目の人は
いなくなり。メガネ屋さんはファッションメガネ専門になるかもしれません。
コロナ、ウクライナ戦争の中に飛び込んだ明るいニュースでした。
☆動画 世界初のiPS角膜移植を大阪大の西田教授が発表 1:56