夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

食べられる桜「はだの八重桜祭り」

地元のミニコミ誌「タウンニュース 2月24号」のトップ記事で

「児童企画 八重桜祭り」が紹介されていましたので、本日午前中に

会場の渋沢公民館にいってきました。

私が所属している「秦野住みよいまちづくり協議会(略:まち協)

が最近開いたワークショップで[すぐ取り組めるアクションプラン」

として二つの取り組み課題として決めたテーマの一つが

秦野市の特産品「食用八重桜」の全国展開ですので、何かと

参考になるのではと思って、顔をだしてきました。

 

本日の八重桜祭りは渋沢公民館に隣接する渋沢小学校の5年1組

と4組が1年間の学びを経て実行されたそうです。

私は「まち協」で、このテーマを決るまでの検討会で初めて知ったのですが、

秦野市の八重桜年間出荷量は15.~20トンで、これは

全国シェアの70~80%にあたるそうで、渋沢の千村(ちむら)」

という地域で生産されています。

 

結婚式場で提供される「桜湯」や、銀座木村屋の「桜あんぱん」

摘み取ったその日に塩漬けする地元のおみやげ「丹沢のさくら漬」

始めスィーツやドリンクにも使われているそうです。

 

八重桜が摘めるのは1年のうち4月中旬のわずか10日間と

いう短期間なので作業者の日程調整が困難で人集めに苦労

すること、八重桜の木は高く育つので高所作業となり

熟練の技術が求められことが悩みになっているそうで、

現在ハシゴや台に乗らずに摘むことがができる「木を低く

育てる「ジョイント栽培」の現地実証試験に取組んでいる

そうです。その実験に取り組んでいるリーダーが「まち協」

のメンバーとなっています。

 

「秦野」と言えば昔は「たばこ」が有名でしたが、これからは

「美味しい水」と「食べられる八重桜」で「街おこし」で

頑張りますよう~! 皆さま応援よろしくお願いします。

☆動画  渋沢こども園八重桜摘み取り&中学校給食で

     「桜ご飯」提供      1:46

     https://www.youtube.com/watch?v=aj237QWINWA