夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

米国オガララ帯水層(地下水)枯渇による日本酪農の危機

本日の午後は昨夜来の大雨が上がり、カラリとはれたので、

T.Kさんの政治宣伝チラシを1000部渋沢地域でポストイン

することを引き受けたので、足慣らしを兼ね「渋沢駅周辺」の

103戸にポストインしてきました。稼げた歩数は6,139歩

でした。5日から8日まではフリーで動けるので、そこで

集中的に処理する予定です。

 

しんぶん赤旗 日曜版」のコラムで、いやな記事が掲載されて

いましたので、抜粋してお知らせします。

米国の大穀倉地帯の地下に分分布する浅層地下水帯に、日本の面積を

超える広さのオガララ帯水層というのがあるそうです。

この帯水層に依存して米国のカンザス地帯では600万頭の

肉牛が飼育され、270万トンの牛肉が生産され、日本に輸入

されています。牛肉1キロ当たりの生産には6~20キロの

トウモロコシなどの穀物が飼料として必要だそうです。現在

2億6千万トンの穀物生産のうち3分の1が肉牛生産に

使われています。このトウモロコシなどの穀物生産には

膨大な水が必要で,米国の穀倉地帯の生産はオガララ帯水層の

地下水に頼っています。オガララ帯水層は、地表から100mの

地点にアリますが、この50年間で水位が60m下がり、

あと30mしか残っていないとされています。早ければあと10年で、

遅くとも2050~2070には枯渇すると推定されています。

枯渇すれば穀倉地帯のトウモロコシなど年間5千万トンの穀物

生産が困難になり、日本の家畜の飼料賭されている米国産

トウモロコシの輸入が困難になり、それは米国産輸入飼料に

依存している日本の家畜生産や酪農生産が厳しくなることを

意味しています。これは米国産牛肉や米国産豚肉の輸入が

途絶することになるでしょう。

 

こうなると「人工肉」とか「昆虫食」を食べさせられることに

なってしまいます。最近どんどん小規模酪農農家が倒産している

そうです。国が率先しているようですが、酪農家に国が救いの手を

差し伸べて下さい。