厚木市・伊勢原市・秦野市、愛川町・清川村の5市町村が、観光から
幅広い行政分野にわたり協調する「県央やまなみ地域における広域
連携の強化に関する協定」を7月18日に厚木市役所で締結したことを
タウンニュース7月28日号が伝えてました。
「県央やまなみ地域」という名称は、大山・丹沢の麓に位置し、山麓で
繋がる3市1町1村を指し、昭和50年頃から使用されてきたそうです。
2013年には広域行政連絡会として観光振興の協定を結んでいます。
今回の協定は歴史的な連携を発展させ、より質の高い行政サービスを
提供するため5自治体を一つの行政圏域として、より緊密な連携を
もって、各自治体が抱える行政課題を解決するという狙いがあるとしています。
連携事項は①広域観光圏の確立および観光資源のブランド化②地域
高規格道路、県道等の整備促進 ③災害対策、人材育成、農業、環境
スポーツ、文化など、様々な分野における行政課題の解決および
行政サービスの向上④デジタル技術の活用及びカーボンニュートラル
の実現に向けた調査研究⑤各事項における企業等との連携⑥その他
県央やまなみ地域の活性化および地域社会の発展に関すること
の、6項目としています。
県央地区の人口は・・・
清川村 2,773人 合計 529,484人
ですから、人口約53万人の経済ブロックが誕生したことに
なります。横浜、川崎、相模原といった大都市圏と違って
この地域には大山・丹沢山系といった豊かな自然の観光資源
と、秦野の名水、そしてそれぞれの地域が持つ「里山」と「農業」
が特徴だと思います。出来ればこの地域の農業・酪農を統合・分担して
地域で安全・安心な食材を生産し、「地域の生産品で自給自足が可能」
な地域まで持っていきたいですね。今後に期待したい協定と思います。
まずは観光サービスから「成功例」を作って下さい。