夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

堤未果著「ショック・ドクトリン」

1年くらい前に図書館に予約しておいた、堤未果さんの

ベストセラー「ショック・ドクトリン」の順番が

やっと廻って来て3月28日から読み始め、本日が

返却期限なので読み終わりました。

 

ショック・ドクトリンとは、テロや大災害など、

恐怖で国民が思考停止している最中に、為政者

や巨大資本がどさくさ紛れに過激な政策を推し進める

悪魔の手法をいうのだそうです。

 

この本では、「コロナ禍」を利用し多国籍製薬企業

パンデミック洗脳で空前の利益を得たこと、マイナンバー

カードの普及の先にある国民監視制度、ゼロカーボン政策

の怪しさなどが、ショックドクトリンの例として挙げられて

います。日本でも自民のバ●議員のおかげで「裏金、脱税」

という問題をメデイアが連日のニュースに時間を使った

スキに国家の土台が崩れるような重要法案が審議時間も

あまりかけずに成立してしまう状況です。

 

日本農業を益々弱体化させかねない農業の憲法といわれる

食料・農業・農村基本法」の25年ぶり小農家つぶし

の改悪、昨日書いた通信網インフラを外資に売り渡し

かねない「NTT法の改悪」、政府が地方自治体首長に

直接命令できると緊急事態条項を先取りした「地方

自治体法」の改悪、陸海空3自衛隊を一元的に

指揮する常設組織「統合作戦司令部」の創設を柱とした

防衛省設置法」の改悪、昔の大本営を復活させる気

ですね。その上に米軍司令部がいるわけなので、完全に

自衛隊は米軍の下請け(傭兵)として組み込まれるという

改悪ですよ。みなさ」、目をさまして日米安保

破棄に向けて声を挙げましょう。