夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

DVD「ぼくたちは見た」鑑賞

昨日、友人から借りていたDVD「ぼくたちは見た」

(1時間25分)をやっと時間ができたので鑑賞

できました。

 

2008年の12月27日に始まり2009年

1月17日までの3週間にわたったイスラエル

パレスチナガザ地区への侵攻によりパレスチナ人の

およそ1400人、こどものおよそ300人が犠牲

になりました。

 

目の前で父母兄弟を殺されたこどもが「深い

こころの傷」を負ったなかで、懸命に「生きよう」と

する姿にナミダを禁じ得ないとともに、人間という

もののが生み出す「戦争」という「愚かさ」の罪深さ

に激しい怒りを覚える映画です。

 

現在でもイスラエルパレスチナ人に対する

「ジェノサイド」はより激しくなっているので、この

ドキュメンタリーに登場した少年・少女たちは現在も

無事でいられたのかどうかが気になります。ところ

かまわず「人殺し」に邁進する兵士が存在する中で、

戦争で傷ついた子供たちのケアに心を砕く教育者が

いたことに「善意」の人もいるんだと、救われた

ような気がしました。現在のパレスチナはこの映画

よりひどい状態になっていると思いますので、

まずは「停戦」が必要です。

その上での「話合い」で、両方が呑める案をとにかく

しぼりだすしかないでしょう。

☆動画 映画「ぼくたちは見た」予告編

  https://www.youtube.com/watch?v=Qv8-1qyDS4M