夜の騎士のあれこれ噺

世の中にはあれ?これ?と思うことがいっぱい。

給食費無償化「陳情」審議結果

昨日、秦野市議会「文教福祉常任委員会」が開催され

給食費無償化を求める「陳情」の審議がされ、私が

冒頭10分間陳情主旨の「陳述」を行った後、大した

議論も行わないまま「採決」が行われ「審議未了」

となりました。(事前に話しあわれていたようです)

地方議会における「審議未了」」とは、「議会は会期

生の元に運営され、会期ごとに独立したものとして

活動します。従って、会期内に審議が終わらない案件は

、会期と共に終了します。」(ネット検索)となって

いますので体のいい「廃案」という結論でした。

 

事前に「条例」について調べたところ、議会で条例案

作り可決したら3日以内に首長、担当部門の長に送付

することになっているので、文京区、豊島区の「条例案

を参考に添付して、事前に推進派の何人かの市議に根回し

をしたのですが、これが秦野市議会のレベルと考えざる

を得ません。今後も署名数を増やし手を変え無償化要請

を続けます。ただ12日に文科省が全国無償化の実態調査の

結果を発表しました。それによると、1718の日本全体の

市町村の内『776自治体(全体の43%)」が何らかの形で

給食費の無償化を実施していることが判明しました。

同時に全国で無償化を実施するに要する費用は年間

約5100億円である試算も公表しました。

 

もう無償化の流れは止められません。恐らくここ

2~3年の間には国が無償化を実施するでしょう。

それはそれでかまわないのですが、秦野市が自主

財源6億円を捻出して国より先に無償化を実施すれば、

国の負担時に秦野市の無償化予算6億円が有機農業化

への支援とか、消費者の有機食材購入費用の補助金

などに転用できると思いますので、まず秦野市として

給食費無償化運動を進めたいと思っています。