は「東洋のエジソン」「からくり儀右衛門」と呼ばれた
江戸から明治時代に独創的な技術でいろいろな
発明をしました。
なかでも「からくり儀右衛門」との異名で呼ばれた
「からくり人形」は有名ですね。
この田中久重が1875年(久重76歳)に現在の銀座
8丁目に設立したのが電信機関係の「田中製作所」
久重の死後、養子の田中大吉(2代目久重)が芝浦に
移転し(株)芝浦製作所となり、のちに東京電気(株)
と合併してできたのが東京芝浦電気(株)ですよ。
みなさま,ご承知の現在の「東芝」ですね。
日本の製造業をリードしてきたその「東芝」が現在
会社存立の危機に陥っています。
危機の直接の原因は米原発大手のウェスチング
ハウス・エレクトリック(WH)を2006年に買収したのが
2000億~3000億で入札したのに東芝は6400億円
の高値で買収。その後世界的に原発の新規
回していたが、経営陣が現場にムチャなノルマを
押しつけてしのごうとしたため、その場しのぎの利益
水増しが横行。2015年に不正会計問題が表面化
し決算発表も出きない状況になり苦境に喘ぐ状況に
陥りました。2018年3月末までに債務超過状態を
解消できしなければ「上場廃止」となってしまいます。
はどんな思いで天国から東芝経営陣を眺めて
いるんでしょうか。
田中久重が残した言葉です。
「知識は失敗より学ぶ。ことを成就するには、志が
あり、忍耐があり、勇気があり、失敗があり、その後
に、成就あるのである」
恐らくグループ全体では家族も含めれば100万人
の規模の人が暮らしの糧を得ていると思われます。
影響が大きすぎます。経営判断を誤ったとはいえ、
しれません。
☆動画 田中久重/江戸の天才技術者
「からくり儀右衛門」 14:53
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