戦争しない、原発止めろ、憲法守れを活動目的にしている市民団体
の先頭に立ってくれて、私たちを先導してくれた瀬戸内寂聴さんが
9日に京都の病院で亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。
ご本人も生前「悔いのない人生だった」と述べられていたそうなので
大往生と言えると思います。
本日の東京新聞の7面で寂聴さんが残した言葉の特集が組まれていました。
その中で、私が好きな言葉を選ばせてもらいました。
☆瀬戸内寂聴さんが残した言葉
・新しい憲法は敗戦後、米国に押しつけられたと言うけれど、負けて勝ち取った
ものですよ。すごい犠牲の上にできた憲法なんだから。もしも日本が九条を
守らないようなことがあれば、世界を欺き、うそをついたことになる。
戦争しません、しませんと言ってきたのだから、みっともないことだと思う。
(2015年8月15日付け東京新聞インタビュー「手のひらからの平和論」)
・いい戦争は絶対にありません。戦争はすべて人殺しです。殺さなければ
殺されます。そんなことは人間の一番悪いことです。二度と起こしちゃならない。
(2015年6月18日、安全保障関連法案への抗議が続く国会前でのスピーチ)
・これまで生きてきて、福島の原発事故のような恐ろしいことは戦争以外に
一度もなかった。政府は再稼働をどうして焦るのか。原発事故は人災であり、
同じようなことを繰り返しては子どもや若い人が可わいそうです。(2012年
5月2日、東京霞が関の経済産業省前で、脱原発を訴えるハンストに参加して)
☆動画 瀬戸内寂聴さんの波乱の一生 7:14