カントリーミュージックは「プア・ホワイト」の音楽と云われるように
アパラチア山脈のふもとで、厳しい仕事のなかで始めたヒルビリー音楽が
ルーツなだけに、私のようなオールドフアンは、鼻に抜けるような
声で独特の「節回し」で泥臭く歌うので、地味な印象が長い間ぬぐえません
でした。(1970代から垢ぬけた歌手が台頭し、いまやファッションを
引っ張るようになりましたけど・・・)
前にも書きましたが,私は音がないと気持ちよく寝付けないという変わり者
でして、最近はラジオの調子が悪くなったので、スマホでYouTubeのカントリー
ミュージック動画を観ながら聴きながら寝につくのですが、たまたま最近観た
女性カントリーシンガー「バーバラ・マンドレル(Barbara Mandrell)」さんの
約1時間に編集されたショーを見て、なに?カントリーの世界にこんなに
素晴らしいエンターテイナーがいたのかと、びっくりしました。
さすがショービジネスの本場、これだけのことができないとお客を
呼べないのだと・・・
私は彼女の名前は知ってましたが、あまり情報をもってなかったので
先日の動画で初めてパフォーマンスを観たんです。
彼女は、歌はもちろん数種の楽器を操り、オマケにダンスも一流
そしてバックのミュージシャンとダンサーのレベルもとても高い人を
採用してます。
彼女は、1948年テキサス生まれのカルフォルニア育ちですから、
現在はかなり高齢ですが、このショーは58歳(2006年)の時のものですから
その体力、鍛え方に本物のプロはこうなんだとリスペクトするしか
ありませんでした。きれいな脚ですがよくみるとアスリートの脚とも見えて
しまいます。
とにかく約1時間ですから、途中でやめずに最後までご覧ください。でないと
彼女の素晴らしさは堪能できませんよ。
☆動画 Barbara Mandrell - Steppin Out Octorber 2006 1:5:45
https://www.youtube.com/watch?v=7t9U5dJaUo0